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トラベラーズ風ノート・手製本他覚書

LuftからPlotterへ(KNOX)

早速現物を手に入れました。興味があるのは最上位ラインのpuebloのみ。本家にとらわれないで色味を表現するとblack, brickred(煉瓦色), (バタークッキー生地のような)lightbrown, blueの4色。限定発売だったブラウン(写真一番下,未使用品を引っ張り出しました)より赤みがかっているのがbrickred(中),黄色に寄っているのがlightbrown(上)です。これはbeigeとはいって欲しくない。なぜなら、agingで結局brownになりますからね。 brickredはagingでかなり落ち着いた色となるはず。puebloの金たわしによるスクラッチは元々むらが大きいものですが、スクラッチによるbrickredの赤味は中々妖艶。

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backplateについては、金色鍍金の粒度がLuftより粗く、また馴染みある洗練されたknoxbrainのロゴからPLOTTERロゴへと変わってしまい残念。knoxbrainとともにPlotterに愛着が湧くかはdesignphil次第かな‥‥。直線と円と目盛りだけのロゴは悪くはないのですが、格好悪い英語の副題がね。

逆にいうと、knoxbrainロゴの限定発売のpuebloの限定度を維持したとも言えます。

角丸となったリフィル群は、継続供給の懸念もあり当面は手出ししない予定。

ちなみに、navyは限定品のblue(保有していないので写真からの判断)よりも青く、緑系の成分はほとんど感じられません。

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中身は、こんな感じ。これこれ、やってる‥‥今回“あばら対策”用のオプション品も出ていますが、個人的にはここに、同様に色紙を挟んでおくという対策で十分。多少のあばらは味。

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金具はクラウセの金色の金具で、これまでより上品。ただし、リング径は全サイズ11mm。Luft時代のナローサイズでは9mm径リングでスリムでしたから、ジャケット内ポケットに綺麗に収まったのですが、11mmだとちょっと厳しいかな。

PuebloのLuftと小財布

2017年3月に限定発売された、KNOXのLuft Puebloシリーズに合わせて、小財布を購入しました。金具の色がLuftのバックプレートと調和していて、よい感じです。

小財布は、Puebloを利用した製品を多く手がける“esperanto”。写真のように新品では、見事な色の調和なのですが、この小財布は毎日のように利用しているお蔭で、既に相当なagingの状態です(未掲載)。短期間でのagingがPuebloの特徴ですね。

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小財布は、内装にもPuebloを使用しています。こちらは内面でagingが進みにくく、外側との対比が見物。