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トラベラーズ風ノート・手製本他覚書

Plotter 1周年

発売日にITOYA銀座店購入したPlotter Puebloは、金具不具合がひどくなって入院中です。ITOYAのサービスとして、代替バインダーの申出がありましたが、代替はいくらでもあるので断っています。

それでも、A5サイズのPlotterなら、まだ買い足してもよいかなと思っていたくらいなのです。 1周年に合わせて、カスタマイズイベントを期待していたのですが、29-30日にLOFT渋谷店で開催される周年イベントも‥‥何やら違う方向へと突き進んでいるように思えてなりません。

紙に書き留めるという全ての動作が創造的であったとして、Plotterのブランドラインは、その創造性を増幅させる道具となっているのか? イベント・小冊子から伝わる世界観は、徐々に道具としての機能性を失ってしまうのではないかと危惧しています。

分かりやすくいえばアナログ拘り過ぎているといえばよいのかな。LuftをKNOXから奪い取って、世界観が変わってしまった。

スケッチブックとしての利用よりも、電子媒体との連携や、機能性や軽量化の追求と課題は残っていると思います。

例えば、白地図とARとの連携、iPhoneが入るリフィル、memo padがしまえてバインダー と共に持ち歩けるポケット‥‥(今回の封筒リフィルはその用途に適していません)。いくつかは手作り可能ですね。

A4リフィル(Plotter)

PlotterのリフィルにA4サイズ(無地,2mm方眼,4mmドット方眼,Isometoric),アクセサリとしてホワイトボードリフィル(Isometric),sleeveケース(A4,A5,いずれもポリウレタン製),下敷(A4),マグネット式のクリップボードが追加されました。

A4サイズのリフィルは横使いで折りたたんでA5サイズのバインダーに収納可能。40枚2冊で1500円(税別)。knoxbrainの薄い手帳用紙のmemo padの登場は、待ち望んでいたものですが、今回のリフィルには何か違和感があります。 これまでのPlotterのリフィルと同じく、“創造性を掻き立てる”などと吹聴しながらも、お仕着せがましくて自由度がないといえばよいのかな。日頃真っ白な用紙に自由に書き出す身としては、これは陶酔的な玩具と感じてしまうのです。

ところで、通常のリフィル群は“ToDo”等を除いて80枚綴りとなっていますが、今回のA4リフィルのように40枚綴りの2冊セットの方が、バインダーにそのままセットしやすく便利だと思います。11mm金具では80枚リフィルはほぼ占有してしまい、他に挟める余裕が小さいのです。 memo padとして持ち歩くことを前提にしているにしても、重量半分で良いと思うのですが。

その際、2冊目の表紙色は苔色を復活して欲しいなと。