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トラベラーズ風ノート・手製本他覚書

浅草橋界隈の皮革問屋街

御徒町駅で下車して浅草橋界隈へ皮革の買い出しに出かけるとき、途中に聞き覚えのあるノートの会社があります。「ツバメノート(株)」。 積み込み用のフォークリフトが屋外に無造作に置かれているくらいに、こじんまりとした会社です。

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台東区のツバメノート(株)

入り口付近には、一応ショーケースがあり、それなりに“見せる”気があることが窺えます。

さて、本題。トラベラーズ風ノートを自作しようとしている方は、まず皮革そのものを安く入手したいと思っていることでしょう。 どこで買うかについては、他のレザークラフト関係のブログ等を参照いただければよいとは思うのですが、個人的なオススメは「タカラ産業」です。一定金額以上の皮革材料を購入すれば道具類を割引してもらえますし、何を買えばよいのか親身に相談に乗ってもらえます。 ここでスクリューポンチと、オイルドレザーの特価品(1000円程度)を数枚買えば、トラベラーズ風ノートを2、3個つくれるでしょう。好きな色の好きな仕上げの皮革でつくれます。 さらに(糸綴じノートにも使える)四つ目打ちもここで買えますし、お手入れ用品も割引いてもらえます。東急ハンズで市価の2倍以上で皮革材料を買うくらいなら、浅草橋まで足運ぶ価値はあると思います。周辺にはビーズ問屋もあり、チャームも入手できます。 端革屋も多く、パスポートサイズ程度であれば、数百円で入手できることも。そんなお宝を発見する楽しみもあるでしょう。

ただ、東急ハンズのメリットは、年に一度(8月下旬開催)のハンズメッセ。このときだけは客寄せの皮革材料が浅草橋界隈よりも安く入手できます。 ちなみに、東急ハンズの皮革売り場は、渋谷店のみセイワの直営店で、渋谷店だけ品揃えが異なります。また価格も他店よりかなり高く設定してあります。端革ならともかく一枚革は迷わず浅草橋へ。