elk bookbinding

トラベラーズ風ノート・手製本他覚書

Plotter(Pueblo以外)

三たびPlotter。Pueblo以外の製品ラインの感想を記しておきます。

ホースヘア風 予想通り姫路レザー。型押し。素材はタンニンなめしでかためであっても、細いホースヘア風の型押しは、その直角方向のスクラッチに弱く、かつ光の当たり方によってかなり目立ちます。ビジネス用途を狙った3色展開で、渋い色のバックプレートとの調和も取れていますが、もう一歩感。

シュリンク ストーンポリッシュ仕上げ。Hermes風のグレー色が気になるが、黄色味を感じすぎる印象。Luftから引き続いて軽くて、曲げやすくて、“あばら”も目立ちにくい。

天のり仕様のリフィル 表紙にテーマ色の橙。裏表紙は黒。これに使用例の1枚のリフィルが付属。 角丸加工は確かにリフィルの痛みを軽減する効果はあるけれど、選択の決め手というほどでもない。

2週間ほど経過して、銀座伊東屋本店ではPuebloはナローサイズ以外全色売り切れ。 「シュリンク」については割安なLuftが捌けるまでは、動きが鈍いのかも。

Plotterのproject managerとaging

Plotter mini-6のpueblo beige(lightbrown)を育成中です。

リフィルは当面手出しをしないつもりなのですが、“project manager”だけは購入して、どんなモノかと‥‥さっそくバインダーにセット。 用紙はタント、白色特色の印刷で、説明書きには、インデックスにもなるとあります。どんな意味かと思ったら、こう3mmばかりはみ出るようです。中に用紙を挟めば、このはみ出しも減ってくるという具合。

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メモ帖として持ち歩くこと5日。すでにだいぶ色が付いてきました。前記事の、毛羽立った毛布から、あるいはクッキー生地のようなやわらかさから、表面が鍛えられています。 お湯拭きして、テカテカにしてから使っています。失敗すると染みになりますから、素人はやらない方がよいです。 ※お湯拭きは表面の毛羽立ちを低減するために行っています。毛羽立ちが多いと、光の乱反射で白っぽく見えますが、毛羽が寝ると革本来の色が出ます。現在はこの状況です。

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これまでの経験上、半年で比較対象になっている未使用状態のLuft purblo(brown)より、色は濃くなるはずです。

個人的には、年末商戦が落ち着いた来春頃に、限定色が登場するのではないかと想像中。puebloのカーキはなかなか美味なんですよ。knoxbrainの伝統色の苔色にも近いですしね。